新年釣り始め カセフカセ釣り

フグキラー

2024年01月03日 11:54

正月から能登半島地震に滑走路接触事故と、大変な事になっています。


犠牲になった方も多数いらっしゃる様で今年は年始から悲惨な知らせが届いております。この1年どうなることやら。


さて新年初釣りとして、正月2日はカセ釣りへ行って来ました。


年末に行って来た筏でのかぶせ釣りは30、31日と2日連続爆死してお通夜の様な釣り納めだったので、釣り始めはどうにかして魚を見たい。


朝6時頃にいつもの船宿へ到着。準備を済ませて出港が7時過ぎか?途中で他のお客さんを筏へ降ろし、フグキラーは沖の養殖生簀郡へ。


ここの船宿は瀬渡し船に小船を括り付けて沖の生簀まで引っ張って行き、生簀を固定するロープへ小船を掛けるスタイルです。過去にも何度か通っています。




出港から15分程で沖の生簀郡へ。


と、係留を許可された生簀へ航行中、100m程沖でイルカがピョーン‼とジャンプするのが見えました。良く見ると何頭もの群れが遊んでいます。


これは終わった……と思い、船長に今日はダメやー!終わったー!と伝えたところ、船長もイルカに気が付いたらしく、どうする?と引き返して帰るかどうか聞かれましたが、既に沖まで来たので釣る旨を伝え、養殖生簀の親ロープへ小船を係留。




こんな感じで生簀を固定している親ロープに小船を掛けています。


船長いわくそのうちイルカはどこか行くと思うけど昼頃迄は何も釣れんかもしれんとのこと。まあ取り敢えずやるわーと返して釣り開始。


先ずは完全フカセで開始。かぶせ釣りの準備もしていましたが、結果的には何も当たりませんでした。


竿は新調した炎月一つテンヤSS225MH、ナスキーC3000HGにフロロ2.5号通し、真鯛王10号に直結。潮により適宜ガン玉を打ちます。


撒き餌のオキアミ1角に麦を2k程混ぜ、少しづつ撒きながら開始。




視覚で寄せる意味合いでの麦ですが、釣った魚を見るとかなり麦を食べています。


開始1時間程反応が無いので、流し方を変えてみるとスプールから糸が弾け出て小型の真鯛をゲット。


相変わらず周囲ではイルカがバシャバシャやっていますが、どうやらこの日は関係なく食ってくる様子。普通はイルカが居ると他の魚は警戒して釣れなくなります。


流石に船の直ぐ側でウロウロされると反応有りませんが、少し離れると食って来ます。




これくらい離れていると普通に食って来ます。ヒットして回収中に目の前までイルカが寄って来たので、掛かった魚に襲い掛かるかもしれんと思って焦りましたが、イルカは賢いので針に掛かった魚は食わない様子。


結局イルカがどこかへ去る11時頃まで釣れ続けました。水深40mくらいの場所で底から10数mくらいまで食い上げて来たので、イルカが居ても活性は悪く無かったのか?。


潮が効き始めると撒き餌と刺し餌の同調が難しく、中々食わせきれなくなりました。そんな中でも潮が緩んだタイミングでポツポツ追加。




県内でも養殖が盛んな土地で、沖だけではなく湾内にも養殖生簀が設置されています。自動給餌器付きの生簀はシマアジか真鯛か?


回収が15時30分の予定でしたが、ここの船長はいつ迎えに来るか分からないので早めに切り上げ。


瀬渡し船でもあるので、磯に上がったお客さんを回収後にフグキラーを回収に来るので、時間がズレる事もある様です。




迎えが来る迄待機中。待つ時間が無駄なので、素早く回収出来る様に小船を固定しているロープを結び変えます。


最低限もやい結びや、敷結びくらい出来るとどうにかなります。








帰宅後に撮影。中小型の真鯛ばかりでしたが、14枚と、小型のシマアジが2枚。数だけはどうにか釣れました。


イルカが跳ね回っていたので、当初は終わったかと思いましたが何故か釣れたのでまあ良かった。彼等は好奇心が強いらしく、こちらを見にすぐ側まで寄ってきます。


体表の細かな傷を視認出来る距離まで寄ってきてはキューキュー鳴き声を出すので、多分仲間と何かしらの意思疎通をしているんでしょうね。













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