カセフカセ釣り

フグキラー

2024年06月01日 19:45

今日はカセフカセ釣りへ行って来ました。狙いは真鯛、イサキ、石鯛なのでオキアミと牡蠣を準備して早朝5時前に船宿へ。


今日はフグキラーも含めて5人ほどお客さんが来ており、3隻のカセに分乗して5時半過ぎに出港。




日の出を右に見ながら湾内を航行中。親船でカセ3隻を引っ張りながら沖を目指します。




目的の養殖生簀群が見えて来ました。


今日はフグキラー以外全員ダゴチンのお客さんなので、撒き餌の集魚力といった意味では圧倒的に不利です。


ちょっと条件が悪いなーと思いつつ釣り開始。


フカセ用にダイワさんの紅牙X69MHS、フロロ2.5号通しで真鯛針10号に直結。このシンプルな仕掛けに適宜ガン玉を打って調整し流します。


かぶせ用にはいつもの伊勢かぶせ釣り210に片軸リール、カーボナイロン4号とポリラー補強したがま磯13号を使用。付け餌は牡蠣で、撒き餌はカラス貝です。


朝イチは取り敢えずかぶせ釣りからスタート。竿出しする前にカラス貝を潰して撒いてはいますが、まあ1投目からアタリがある事は滅多にないです。


無反応なので回収。


カラス貝の撒き餌だけは絶やさず、フカセにスイッチして流してみるとちょっと潮が速い。


どうにかこうにかポツポツとチダイを掛けますが、どうにも小さい。


チダイは魚体が弱く、水深45m程のポイントですが大抵水圧にやられて上がって来るのでほぼ全てキープ。手の平大は流石にちょっと……とは思いますがまあ仕方ない。


中層から底まで反応を見ながら流して行くと、チダイや偶に真鯛、それにイサキが飽きない程度に食って来ます。


このイサキが中々に型揃いで、今日一番の魚は47cm程ありました。これは良いぞ(笑)




こんな感じでポロポロ。大抵飲まれる事が殆どのカセフカセ釣りですが、何故かイサキは口掛かりが多い。




引きは弱かったですがお土産には丁度良い真鯛。


今日は長潮なので釣りをするにはあまり良くない潮周りですが、元々潮が速いポイントなので概ね丁度良い感じで流れていました。


大体この場所ではフロロ2.5号にガン玉Bを1個打ちで探れるくらいの流れが釣りやすい。今日はB1個〜2個で対応しました。


撒き餌の沈む角度と流す糸の角度を見ながらガン玉で小まめに調整してやると、うまいこと行けば連続で魚が食って来ます。


周りに居るダゴチンのお客さんに釣り負けない程度にそこそこ釣れますが、メインターゲットの真鯛があまり釣れない。


てことでかぶせでも反応を探っていましたが、1度石鯛らしい引きの魚を掛けたものの、これは養殖業者さんが捨てた網だかロープだかに潜られてバラし。


昼前になり潮の向きが変わって流れが緩んだタイミングでやっと石鯛を掛けたものの、結局石鯛はこの1枚のみ。




今回の釣行では貴重な1枚。あまり大きくないですが、別段小さくもないといった型。


撤収は15時でしたが、十分楽しんだので少し早めに納竿。




ふと生簀を覗くとイサキが多く目につきました。


終わってみるとそれ程良い条件では有りませんでしたが、1日中ポツポツと釣れたのでまあ楽しめたのでした。





今日の成果。嬉しいお土産としてはイサキがそこそこ釣れました。


他のお客さんのダゴチンとフグキラーのフカセではイサキのヒット率に明確な差が出ました。興味深いですが、何でこうなったのかよく分かりません(笑)













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