カセフカセ釣りとかかり釣りでのフカセ(所謂完全フカセ)用に新しく一つテンヤ竿を導入してみました。
新調した竿をかかり釣りでの完全フカセで使用中の図
一昨年からちょこちょこ挑戦していたこの手の釣り、当初は炎月XR一つテンヤマダイ240を使用していたのですが、もう少し短い竿が欲しくなりこの度新調してみました。
完全フカセで使用中の炎月XR一つテンヤマダイ240
このカセ(かかり)フカセ釣りですが、一般的には磯竿が使われる事が多いらしく、長めのハリスにウキを付ける事を踏まえるとまあそうなるのかなといった感じです。あまり良く分かりませんが(笑)
どうやらウキを付けて潮に馴染ませて沈め、潮を捕らえながら自然に流し込むのが一般的??なスタイルみたいです。
フグキラーの場合、上物釣りの経験が無いのでウキなんてまず扱い切れませんし、そもそも狭い船上で不慣れな長竿だと持て余します。その為針直結で適宜ガン玉を打ち流すスタイル。
てなことで必然的に長竿が不要となるので短竿の一つテンヤ竿を使用しています。というか、脇挟み出来て取り回しの良い7フィートクラスの強過ぎない竿を探した結果、一つテンヤ竿に落ち着いたのでした。
このカセ(かかり)フカセ釣りで使う一つテンヤ竿、穂先のガイド径が小さく、ガイド数が多い事を除けば不満はないです。
その上カセとかかりでのメインターゲットは真鯛なので、竿の用向きとしては合っています。使い方は全然違うけど(笑)。
さてさて、正月の初売りを利用して購入したのがシマノさんの炎月一つテンヤマダイSS225MH+。釣具店の店頭在庫を発見し、色々触ってみて購入を決意したのでした。
細身の元竿部。全体的に細身に造られていて、張りを感じます。テンヤを操作する為の張りかな?
パッと見た感じ凝った外観のスクリューナットが付いています。
一つテンヤ用だけあって視認性の良い穂先です。ガイド径が小さく、ガイド数も多いのが難点。が、ヨリさえ入らなければスルスル出ていきます。穂先部はソリッドです。
凹凸の少ない滑らかなデザインのリールシート周り。太握りのグリップが好みですが、竿尻を脇で挟み、リールフッドを親指と人差し指の股で挟む様に竿を保持するのであまり関係無いです(笑)
この竿、正月2日の初使用に於いてはイルカの登場にも関わらず、中小型メインながらきっちり真鯛を仕留めてくれました。
フロロ2.5号を40m程流し込んで2匹掛けのオキアミのうち1匹だけ齧られたアタリも明確に捉えてくれました。この辺の感度はテンヤ竿故かな?
先週日曜、引き船でのかかり釣りに持ち込みクロ狙いの完全フカセで使用してみましたが、爆風に負け敢え無く早上がり。
小型のクロ(メジナ)。ボケ~と糸の放出を眺めていると、突然スプールからバチバチバチ!!!と糸が弾ける様は中々に気分が宜しい。
適当な竿とリール、針直結にガン玉、付け餌と撒き餌共にオキアミと、シンプルな仕掛けで船に乗りさえすれば簡単に楽しめるこの釣り、中々に楽しいです。