コブダイ

コブダイと言うこの魚、食材としては一般家庭に馴染みがありませんが、自分の住む大分県には結構居るらしく、堤防や地磯、沖磯、テトラ、どこでも居るようです。
離島沖の掛かり釣りでも釣れました。堤防の際で何かを啄んでいたり、何をするでもなく悠然と泳いでいる姿をしばしば目撃します。
突き出たコブに同じく突き出た顎、異様な見た目かつ極めて強力な噛み合い力を持つ、見た目に沿った様な特徴の魚ですが、観察してみると中々愛嬌が有ります。
堤防で泳ぐこの魚を初めて見たのが二十年以上前のこと、以来、見掛ける度に釣ってみたいなとは感じていたのですが、いざ挑んでみたのは今年になってからの事でした。
最初は右も左も分からず、ネットで見たコブダイ釣りのエサ(バナメイエビ)をスーパーで買い込み、ドン深の地磯へ繰り出したのが4月頭だったかな?結果はボウズ。思うところあり場所を変え、堤防で竿を出して釣ったのが画像の魚でした。

引きが強い魚と聞いていたので当初の竿はFCLLABOです(笑)88だか85proHだったか?(後に色々あって竿を替える事になります)
数度狙ってみた結果、バナメイエビを使うのは止めました。明らかに食いが悪いのです。
コブが寄っては来るのですが警戒しており、付け餌へ近寄ってじっと観察すると身を翻して逃げて行きます。
何とか食ってくれても大抵の場合魚任せの運です。2か所程別の場所で試しましたが反応は同じ。
ふと思い立ち、試しに牡蠣を使って見たところ直ぐに釣れました。まるで反応が違います。恐らく普段見慣れ、食べ慣れた餌だったのでしょう。
モイカ泳がせの釣り人が捨てたアジを食ったり、堤防から捨てられた魚のワタや頭を拾い食いしたり、稀にサビキのカゴを咥えて遁走したりと何を食べるか分からない魚ですが、どうやら貝餌への反応が良い様です。
故にかぶせ釣りの好ターゲットとして一部で人気があるのでしょうね
※かぶせ釣りとは二枚貝を餌に魚を狙う広島の伝統釣法だそうです
試してみたい餌は他にも多々有るのですが、かぶせ釣りをやる以上当分は二枚貝でやるつもりです。
この魚、針に掛かると猛烈な勢いで障害物目掛け逃走します。異常に突っ走るので釣り味は中々です。
周年狙えるのも良い。どこにでも居ますが、それ程数がたくさん居る訳では無い。この先ながく釣らせて貰う為にもうまくやって行きたいものです。

小継の柄で上げたけど壊れそうで怖かった……