今日は潮周りが良く、朝マズメと満潮が重なっていました。


早起きして地波止のかぶせ石鯛開拓に出撃するか悩みましたが、この潮のタイミングだと通い慣れた堤防が良さそうです。てことで家からほど近いそちらへ出撃(笑)


まあこんな温い事してると中々上達しないでしょうが、安・近・短の誘惑に負けたのでした。


堤防へ到着しまずは撒き餌を入れます。一にも二にも撒き餌。取り敢えず撒き餌を入れてから準備を始めるのはいつもの事ですね。


撒き餌は小粒のカラス貝を選別しているので、足で踏み割りパラパラと入れます。


竿は宇崎日新さんのスプリガン海上釣堀際釣り並継2.1mにスピニング2500番、フロロマイスター5号にポリラー補強したがま磯13号。餌はカラス貝と牡蠣を併用です


開始数投は餌盗りの雑魚アタリで空振りが続きましたが、水温が下がったのか餌盗りの活性が幾分下がった様で、着底後も餌が残っています。と、ここで知人が到着しどうやらかぶせ釣りをやるようです。近況を伺いながら続行。


敷石が邪魔なので釣座を数m移動し、餌を牡蠣に変えるとすぐに良いアタリが。うまく合わせが決まりましたが魚の動きを制御出来ずに足元の抉れで擦り切られバラし。引きの感じはコブダイかな？？ごめんよ…


ドラグを引き出しながら堤防際と平行に走って行ったので無理に耐えようとせず魚に付いて行けば良かった。ドラグを出された段階で直ぐに動くべきでしたが、その場で耐えようとしたのが間違いでした。何で耐えようとしたんだろうか…

気を取り直し撒き餌を入れ、数投ほどカラス貝の半割りを試しますが雑魚アタリが続き空振ります。そうこうしていると餌盗りの動きがおかしい。どうも反応が鈍くなりました。これはなにか居るかもしれない


知人にも多分まだなんか居ますよーと声を掛けます。


これはチャンスかもしれん。カラス貝から牡蠣に変え打ち返すとすぐに良いアタリが出ました。穂先がツイと引き込まれたので思い切り合わせると急激に走り出します。いやーこの瞬間がたまらないです。


相手は足元の抉れに潜り込もうとしているのでなんとかいなして交わすと、今度は堤防と平行に走ります。急激に頭の向きを変えて突っ込むのでその度に自分も相手に合わせ対応。恐らく傍から見ると右往左往している様に見えてるんだろうな(笑)


先程の失敗を踏まえてどうにか横の動きでいなし無理矢理浮かせました。途中で薄っすら見えていましたが、相手は石鯛ですね。機敏に走り回るのでもしやとは思っていましたが…。横でやりとりを見ていた知人も途中で石鯛じゃね？と言っていました。


一気に距離を詰めたからか、一度浮かせても余力を残していて、何度か反転されます。


数度タモ入れに失敗するも頭をこちらに向けたタイミングで無事ネットイン。




してやったぜ！がま磯13号が閂をがっちり貫いていました。


満足したのでこれで納竿。魚が居ると読んで掛けたので嬉しい一枚でした。