今は知りたい事があればPCやスマホ等で簡単に情報を得れる様になりました。


釣りにしても同様で、どこでどんな魚が釣れているか、釣具店の店員さんや仲間に教えて貰わずともスマホ等の端末が1台あればどこに居ても簡単に分かります。


本当に便利な世の中になりました。汗水垂らして労力や時間、お金を掛けずともどこで魚が釣れているか分かるのですから。


楽して簡単に魚を狙えると言う意味では良い事に思えます。実際のとこ、今は情報を追い掛けて釣りをしている方のほうが多いのではないかなと思います。よく知らんけど


逆に、他人から情報を得て魚を釣るのを良しとしない方も居ます。自分で魚を探し、自分の力で魚を釣る事に意義を見出す方等がそうですね。余計な情報を排除して釣り込む事に集中している方も居ると思います。


どのスタイルで釣りを楽しむのも自由です。どんなスタイルでも否定も肯定もしませんし、そんな権利も有りません。


ただ、自力で開拓したポイントが潰れて行くのはやはり残念に思う事はあります。まあ仕方ないなって事で納得してはいますが。


開拓したポイントが人に知られて潰れた事は勿論の事、網を入れられた事も数度あります(笑)。そうしたポイントにはもう行かなくなり、また別のポイントを探すことになります。


去年の10月末頃、誰も目を付けていなかった筏で石鯛を狙う様になりました。Google Mapで見当を付け、実際に周辺海域で釣りをしてみて恐らく居るだろうなと読んだ筏です。


確かに石鯛は居て、行けば釣れました。良いポイントだったのですが、そこは情報が簡単に流れる現代。すぐに石鯛を釣りたいお客さんが集まって来て、石鯛竿を持った底物師まで来たそうです。


筏へ渡す船長いわく、フグキラーが使う餌や仕掛けを見る様に他のお客さんから言われたなどと言い出す始末。


こうなるともうダメですね。魚は居るでしょうが、スレるし、何より他の石鯛狙いのお客さんが筏を牡蠣殻等の餌のカスで汚したままにしているのを目にして、もう行かない事にしました。渡し筏でのこういった件は2度目です。


残念なことですが、どうやらかぶせ釣りをしてまともに掃除せずそのままにしている様です。


こう言っていますがフグキラーも魚の血を流さずに帰った事があるので他人様の事はあまり言えませんね。餌のカスを掃除せずに帰った事は有りませんが。


こうしてみると簡単に情報が得られる反面、弊害もありますね。まあこういうものだと納得してはいます。


既に石鯛を狙える別の筏を見付けては居ますが、どうしたものやら…